渡沼畳店の取り組みが新聞に掲載されました
「茨城新聞で取り上げていただきました
2016/07/31 茨城新聞に掲載されましたので全文をご紹介いたします。
避難所に畳無償提供
五霞町 業者団体と災害協定
五霞町は14日、全国の畳店で組織する「5日で5000枚の約束。プロジェクト実行委員会」(神戸市兵庫区、前田敏康事務局長)と、災害時に畳の無償提供を受ける協定を結んだ。町役場で開かれた締結式には、同実行委関東地区の関川恵一委員長(45)=水戸市見和=や、会員の渡沼克美さん(38)=同町元栗橋=らが出席。染谷森雄町長と協定書を取り交わした。
災害時には、会員の各畳店が協力し5日以内に新品の畳5千枚以上を避難所に供給できるという。畳の活用により、避難生活を送る被災者の負担を軽減させる狙いがある。同実行委は防災訓練にも参加協力する。同実行委と県内市町村の協定締結は6番目。
同実行委は2013年4月、被災者が体育館などで避難生活する苦境を改善しようと立ち上げられた。14日現在で全国の畳店464店、県内14店が参加。昨年9月の豪雨災害では常総市とつくばみらい市の避難所に畳約250枚を供給した。
「畳があれば避難者の苦痛を和らげられる。応急、復旧の一助となれば」と関川委員長。渡沼さんは「地元の町と協定を締結でき、うれしく思う。他自治体にも締結の動きが広がれば」と話した。染谷町長は「災害発生直後の応急対策を進める上で、大変心強く感じている」と感謝した。
(冨岡良一)
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